2009年8月24日月曜日

朱肉のこと

印鑑と切っても切れない関係といえば、朱肉です。昔は印肉ともいっていました。
 

昔から印鑑自体は世界中で用いられていたそうです。古くはメソポタミア文明でも発見されたくらいですから相当古くからあったんですね。日本最古は教科書でもおなじみの金印ですね。

 朱肉が歴史に登場するのは意外と遅かったそうで中国の宋の時代あたりだそうです。

また、主に泥を用いていたらしく、印泥といわれるのはそのためだったそうです。江戸時代には武士階級にのみ朱肉が許されて、庶民の印影は黒だったそうです。今でも黒の黒肉というのがあるのはその名残なのでしょうか。。


いろいろなメーカーが朱肉を出していますが、店長のお勧めはシャチハタの朱肉ですね。写真の朱肉は当店の業務用です。すこし汚れていますが、業務用なので。。

押し具合や、耐久性、朱字体の色の濃さはこの商品が一番好きです。

もちろん本格的なものをお探しの方などには印泥をお勧めしますが、普段お仕事等で使用する場合、印泥はマメにお掃除しないと詰まってよく印影がわからなくなりますので注意してください。